Fujiwa Blog
服部 2024.6.21

人生の楽しみ方

人間、 誰しも幸福を願ってやみません。
悲しみや苦しみが多い人生よりも、 嬉しく楽しくワクワクする、 感動・感謝・感激に満ちた人生を送るにはどうしたら良いでしょうか?

 

一番簡単でシンプル、 しかし現代日本社会では意外と難しくなってしまっている方法が「直感に従う」ことです。
「直感は常に正しい」- これは私が今までの数々の実体験に基づいて断言できる真理です。

 

つい先日もこんなことがありました。
某経営者研究会の帰りに駅に向かって歩いていたところ、 若い女性2人と男性1人が歩道脇のバス停付近で談笑していました。 聞こえてくる言葉は中国語。 直感で「彼らと話したいな」とピンときたものの、 すぐに「楽しく話しているところに割って入られたら迷惑だろう」との思いが去来し、 彼らを脇目に素通りしました。

しかし、 少し歩いて「このまま帰宅してもつまらない」と直感し、 引き返して彼らとちょっと離れた所に中国語リスニングトレーニングとばかりに座って聴いていました。
そうしたら、 なんと3人のうちの1人の女性が話しかけてきたではありませんか。 何を言っているのか分かりませんでしたが、 よくよく見ると片手に煙草を持っています。 ライターを持っているか聞いていたのです。

 

「あるよ、あるよ」と私は喜んで差し出し、4人で近くの喫煙所に移動して 私自身もキューバ産のシガーを出して吸い始めました。
そして「これは100%天然で、 とても良いんだよ」と彼女に1本プレゼント。 吸い始めた彼女は「うーん」とご満悦。
これを皮切りに「君たち学生?」「何を勉強してるの?」等々日本語・中国語・英語をチャンポンに3人との楽しい会話が始まりました。

「ジャキー・チェンと握手したことあるよ」との私の発言に「えー!どこで!?」「写真ある?」とビックリされたり、 私の永遠のヒーローがブルース・リーだと伝えると、 男性がなんとブルース・リーの実家の町出身とのことで私が驚いたり。
その男性は日本の美術学校に通っていて将来の夢は画家とのことで、 スマホで作品の数々を見せてもらったらそれは素晴らしいものでした。 きっと画家として成功することでしょう。

 

「すべては必然・ベスト」という言葉がありますが、 正にその通り・・・
別れ際に3人に名刺を渡し、 「再見!」とお互い満面の笑みで別れました。

人生すべては人とのご縁。 これから先また何かあるかも知れませんし、 そうでなくとも日中友好の草の根外交となりましたし(笑)、 いや、 何よりもひょんなことから楽しいひと時を共有できたことは、 お互いにこれから何十年と続く人生の中でほんの僅かであってもキラッと輝く思い出となることでしょう。

今回はこんな些細な例の紹介ではありますが、 巷では直感に従ったおかげで素晴らしい人との出会いがあり、 人生が開けた、 助かった、 といった例はゴマンとあります。

 

昔、 高校時代から「俺はこの道で生きる」と決めて、 ずっと飢餓貧困問題解決・世界平和の為にと勉強し働いてきてアフリカで命が擦り減る感覚を覚えながら30歳を迎えて初めて「自分はこれからの人生、 このままで良いのか?」と自問自答し、 一旦帰国したのが27年前。
その時に休暇でタイの島に行った際に出会った霊能者の日本人女性から「服部君、 またアフリカに行ったら今度こそ命落とすよ。 まず日本に根を張りなさい。 そして海外に出ていくのは、 それからにしなさい」と言われ、 日本での生活が再スタートしたのが26年前。
しかし当時、 日本に留まったは良いものの、 何をやって生きていけば良いのか分からなく、 面接を何十社と受けても決められず、 人生の迷子状態になってしまっていました。
そんな時、 ご縁である神奈川県の三浦のとあるお寺を訪問させて頂いた際、そこの住職の奥様に言われました。

 

「八方塞がりでも天は常に開いているのよ」

 

その時の私はその言葉の真意が分かりませんでしたが、 そう、 「直感」とはまさに天からのメッセージなんですね。
ですので、 たとえ直感に従った結果、 それが失敗のように見えたとしても実はそれで良かったという結果に必ずなるのです。

また、 そのお寺のご高齢の、 しかし矍鑠とした住職が私の目をジーっと凝視して、 「うむ・・・未完の大器だな」と仰ったのを今でも鮮明に覚えています。

 

それから30年近く、 ようやく皆々様のおかげで日本人として日本に根を張ることができ、 正にこれから人生大本番と言いますか、 クライマックスに向けて非常にウキウキわくわくするステージに入ってきました。

これも常に直感を大切にしてきたおかげです。

皆様も、 是非、 理想を高く夢を抱き、 直感に従って最高・最幸の人生を楽しまれることを切に願います。

服部

自然と音楽をこよなく愛し、日々自己の氣付き・成長を愉しみ、感謝・感激・感動の毎日を堪能している。 20代の半分以上を海外で過ごし、視野はワールドワイド、いや、宇宙規模。 ミッションは「地球丸ごと健康に」。 世界が健康・幸せになるよう富士和電子を母体に様々な活動を企画・実行中。