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芸術の秋に読書はいかが!お気に入りの1冊を見つけてみては!?
約1年前の2023年8月テレビ東京の番組モーニングサテライトの中の「モーサテ森岡塾」で株式会社刀代表の森岡毅さんを知りました。現在は、多くのメディアでも取り上げられていますが、2025年開業予定の沖縄の新テーマパーク「ジャングリア」プロジェクトを手掛けている日本最強のマーケターでもあります。
過去には、経営の危機に瀕していたUSJをわずか数年でV字回復させたり、西武園ゆうえんち・ハウステンボスをV字回復させたり、又2024年3月には、東京お台場の商業施設ヴィーナスフォート跡地を「イマーシブ・フォート東京」としてマテーマパークに生まれ変わらせた無双のマーケターでもあります。
数々の大舞台で大きな軌跡を残した森岡さんですが、私が感銘を受けたのは著書の中でも記述しているある一部です。なかなか短い文章で表現するのは難しいのですが・・・。理解できなかったらごめんなさい。
・人は、頭の中で「サイコロ」を振って購買活動を決めている。
詳細は省きますが、最強のマーケターは人々の頭の中にブランドを作り出す。例えば、惣菜やお弁当、スイーツなど全てが美味しいコンビニがあれば、その人が振るサイコロの目はそのコンビニしか出目がないことになりますよね。
・マーケティング思考は、個人が身近な所で大いに力を発揮することができる。
「マーケティング」というと市場調査したり、プロモーションプランを作ったりする仕事というイメージで、企業が業績向上を目的として行う戦略と考えている方が多いかもしれませんが、実はこの思考を取り入れることで自身のキャリア形成や人間としての成長に非常に役立つというのが理解できたような気がします。
今読んでいる本は、「苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」です。森岡さんが就職を前にした大学2年生の娘に宛てた著書です。この中で私が気に入った文章を抜粋させていただきたいと思います。(ほんの一部ではありますが・・・)
☆会社と結婚するな、職能と結婚せよ!
・スキル(職能)こそが、相対的に最も維持可能な個人財産だからだ。
☆大丈夫、不正解以外はすべて正解!
・君にとってのキャリアの正解はたくさんある。大正解の1つをみつける、もしくは探すのではなく、不正解さえ引かなければ良しという考えです。誰でも初めて就職するときは、プレッシャーと戦いながら面接を受けて「この会社で内定もらえなかったらどうしよう」なんて焦るものですよね。それを溶きほぐすような言葉です。
くどいようですが、「マーケティング」は、ビジネスだけの世界ではないんですよね、個人間でもそうですし単体の人間としてキャリアを積んで活かしていく、これ全てマーケティングなんですよね。
ブログ掲載も余すところ今回を含め残り2回となりました。最終回は柔らかく終わりたいため、今回はガチガチに硬くまじめな文章にしてしまいました。反省してます!!
反省会は、一人で安全地帯を口ずさみ晩酌しながら行います(この反省会が一番の楽しみなんですね)。今回もまたタイトルから逸れてしまいました。悪しからず!!
最後に
富士和電子の本業である電子部品・電子機器、カスタム(特注)電源、電子機器の開発受託等にも、興味がございましたら是非お問い合わせくださいね。